アナボリックステロイド副作用

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アナボリックステロイドの副作用について

読了までの目安時間:約 9分

 

アナボリックステロイドを使用すると、絶大な効果が得られると同時に副作用もあることを忘れてはいけません。

 

 

アナボリックステロイドを使用すると、体内の男性ホルモンの濃度が大幅に増幅され、筋肉が付くという仕組みですが、逆に体が自ら作る男性ホルモンの量は減ってしまいます。

 

 

つまり、アナボリックステロイドと自身の男性ホルモン生成量は反比例するのです。

 

 

したがって、アナボリックステロイドの使用を止めれば、体の男性ホルモン生成量も自然に元に戻っていきます。

 

 

 

肝臓への負担

経口タイプのステロイドは、肝臓に負担をかけます。通常、薬やサプリメントは肝臓でろ過され無効化されますが、経口アナボリックステロイドは、なるべく長く体内にとどまるように「17αアルキレート」というもので加工されています。

 

 

つまり、体内に長くとどまるということは、それだけ肝臓に負担がかかることにもなります。もちろん、アルコールや市販の薬などでもある程度肝臓へのダメージがあるわけですが、問題はアナボリックステロイドがどれだけ肝臓にダメージがあるかということです。

 

アメリカのある研究では、17αアルキル同化アンドロゲンステロイドによる、ラットに8週間投与した実験があります。

 

実験の内容は、オスのラットにフルオキシメステロン、メチルアンドロスタノン、またはスタノゾロールを2mg×体重を投与し、トレッドミル訓練を8週間測定しました。

 

結果は、

同時運動訓練の有無にかかわらず、3つの異なる同化アンドロゲンステロイドの8週間摂取が、肝機能の古典的血清指標を改変することなく、ラット肝臓におけるリソソーム加水分解酵素およびミトコンドリア呼吸鎖電子伝達に影響することを示す。

出典:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10063813

 

つまり、人間に例えると通常の摂取量の10倍近い量を投与したにもかかわらず、投与しなかったラットとそれほど変わらなかった、ということのようです。

 

要は、アルコールや薬のように肝臓に負担はかかりますが、既定の量を摂っていればそれほど問題ではないということです。

 

 

 

アナボリックステロイドでハゲるのか?

アナボリックステロイドの副作用として、髪が薄くなるという弊害があります。

 

 

その根拠は、AGA(男性型脱毛症)の原因はテストステロンが5αリダクターゼという還元酵素によって、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換され、それが毛母細胞に影響を与えて脱毛を促進することにあります。

 

 

アナボリックステロイドを摂取すると、体内に大量のDHT(ジヒドロテストステロン)が生成されます。その結果、フケ毛が増えハゲにつながる、というわけです。

 

 

ただし、アナボリックステロイドを摂取したからといって全員ハゲるわけではありません。普通に生活していてもハゲる人とハゲない人がいるように、その人の体質や遺伝が関係しています。

 

 

DHTの影響を受けやすいか受けにくいかで変わってきます。アナボリックステロイドを摂取してもハゲなければ問題ありませんが、もし抜け毛が多くなってきたと感じたら、ハゲないように薬を飲むことをオススメします。

 

 

AGA治療薬として認可されているのがプロペシアです。プロペシアは、テストステロンからDHTへ変換するときに発生する5αリダクターゼを阻害する効果があります。

 

 

頭皮に、DHTが生成されなければハゲることはありません。

 

 

 

女性化乳房

女性化乳房は、ステロイドの副作用としてよく知られていますが、どのようにして発症するのでしょうか?

 

 

体内には、テストステロンの一部を女性ホルモンのエストロゲンに変換するアロマターゼという酵素があります。

 

 

ステロイドを使用することによって、体内のテストステロンの量が増えると、その影響でアロマターゼによってエストロゲンに変換されます。

 

 

その結果、大量にエストロゲンが生成され乳房にあるレセプターに結びつき女性化乳房になってしまうのです。

 

 

しかし、この副作用を防ぐ薬があります。ノルバデックスという薬を飲めば、エストロゲンの作用を無効化することができます。

 

 

ただし、この副作用はアナボリックステロイドを複数同時に摂取した場合以外は、あまり起こらないといわれています。つまり、単体でアナボリックステロイドを使用していれば、通常は起こらないと思っていいでしょう。

 

 

 

コレステロールについて

研究によると、アナボリックステロイドを使用すると、善玉コレステロールを低下させ、悪玉コレステロールを増加させることがわかっています。

 

 

しかし、最近の研究では、総コレステロールは多いほうがいい、という研究結果も出ているため、一概に悪いというわけではありません。

 

 

というのも、ある追跡調査によれば、コレステロール値が低いほうが死亡リスクが高いという結果が出ているからです。

 

 

厚生労働省は、日本人食事摂取基準からコレステロールの摂取目標を撤廃していることから、コレステロール値によって重大な問題が起きる、ということはあまり考える必要はないかもしれません。

 

 

 

まとめ

アナボリックステロイドがドーピング違反かどうかは別として、健康上問題があるかないかで考えると、普段考えているほど危険なものではない、ということがいえます。

 

 

例えば、アメリカの実験で元アナボリックステロイドの乱用者の追跡調査を行った実験がありました。

 

方法:32の男性ボディビルダーとパワーリフターの血液パラメータを調べた。ExA 15例がAASを平均12〜43カ月間平均で服用していなかった(平均投与量は9年間で年間26週間で700 mg)、17人のアスリート(AAS)はAAS(750 mgを8週間に33週間)
解釈:AASの長期間の乱用により誘発された細胞数、HDL-コレステロール、肝機能および下垂体 - 精巣軸の大半のホルモンの変化は、1年以上薬物を止めた後に可逆的であった。いくつかのExAでは、増加したALT活性および低下したテストステロン合成が見出された。

 

つまり、ステロイドを9年間使用していても、1年間ステロイドを止めれば、元に戻るということです。

 

 

ステロイドの危険性については、日本では情報が少ないため、副作用が誇張されすぎているという感じもします。

 

 

もちろん、使用量が多くなったり、それ以外の薬を併用した場合はその限りではありません。しかし、既定の量でサイクルを組んで使用すれば、少なくとも筋肉をつけるという意味では健康に問題はないといえるかもしれません。

 

 

ただし、使う使わないは個人の自由ですが、使用禁止のコンテストや大会に出るのは絶対にやってはいけないことです。

 

 

シュワルツェネッガーも使用していたダイアナボルの効果と副作用

 

 

 

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